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2023年7月の記事一覧

真夏のかわらなでしこ

 本校のシンボル「かわらなでしこ」は6月中旬に満開となり、その後は少しずつ枯れて種を作り始めていました。今シーズンは終わりかと思っていた矢先、例年以上に厳しい猛暑の中で新たに葉を伸ばし、かわいらしい花を次々と咲かせています。かわいらしさと美しさ、そして、そのたくましさに改めて驚かされます。

きれいな黄緑色の新しい葉がたくさん伸びてきています。

校内研全体会②

 夏休み初日。研究助成金の配付ということで、朝早くから弘済会山形支部 細梅様に来校いただきました。校内研究と授業改善の充実のために有効に活用させていただきます。ありがとうございました。その後、早速予定通り1学期をふり返る校内研全体会を行いました。客観的評価、子どもたちの変容、授業構想、手立て等を具体的にふり返り、2学期からのさらなる授業改善に向けて熱心に話し合いました。

1学期を締めくくる日

 今日で70日間の1学期を終えました。最後の日となった今日は、げた箱や教室の掃除を行ったり、1学期のがんばりを伝え合ったり、水泳学習を丁寧にふり返ったり、カードゲームで仲を深めたりしながら、思い思いの活動で締めくくりました。自分から行動するからこそ、どれも一生懸命でとてもいい表情でした。

 最後に68人全員が体育館に集まり、終業式を行いました。3人の代表児童が1学期をふり返って「たいへんだったけれど、がんばれた自分」「友だちのおかげで分かるようになった自分」「思った以上に大変で難しく、まだまだ足りない部分がたくさんあるけれども、4月より成長してきた自分」…各々が自分の成長のきっかけや理由をくわしく話し、それを仲間がしっかり聴きました。いろいろな場面で成長を感じた、いい締めくくりの1日でした。

1学期間、溝延小学校と子ども達を支えてくださったすべての方々に感謝いたします。ありがとうございました。

泳ぎ納め・水遊び納め

 プールでの今年度最後の学習は、大雨の予報等も考慮し、全学年いっしょに行うことにしました。めあてに向かって伸ばしてきた泳力を学級の仲間に見てもらったり、水を怖がっていた低学年の子たちと高学年が仲良く遊んだり、それぞれの時間をたっぷり味わいながらのプール納めとなりました。一人一人にとって有意義な学習が行えたことをみんなで喜び合いました。今シーズンも事故なく無事に終えられたのは、プール用具や設備管理、水泳道具の準備等、子どもたちの水泳学習を支えてくださった皆様のおかげです。ありがとうございました。

自由参観・学級懇談会 ありがとうございました

 1学期も残すところわずかとなり、今日は自由参観と学級懇談会を行いました。たくさんの保護者の方々に子どもたちの成長している様子を見ていただき、学校でのがんばりや仲間との協力、家庭での様子等について話し合いました。お忙しい中でのご来校ありがとうございました。

<1年生> シャボン玉遊びの作文をくわしく書きました。すごろくで楽しみながら、たし算名人を目指しています。

<2年生>クイズを出しながら、おすすめ本を上手に紹介しました。真剣なまなざしが成長の証です。

<3年生>風車の研究に没頭しています。教室に歩いて戻る時、手に持った風車がよく回って大喜びでした。

<4年生>水害時のタイムラインを今度は一人で作りました。頭をひねって考えた夏の俳句も楽しみです。

<5年生>夢の時間割を英語でスピーチ。一人一人の学びたいことが表現されていてすばらしいです。

<6年生>奈良の大仏は何のために作ったのか?卒業まで大事にしたいことは何?仲間と共有しながら学びました。

花に語りかけ、心から楽しむ

 昨日の家庭科クラブの活動は「フラワーキッズ日本伝統文化おもしろこども教室」越後さん、小関さん、高内さんの3名を講師に迎えての「生け花」でした。河北町の花ベニバナをはじめ、今がちょうど旬の花々を持ち寄って、思い思いに花を生けました。「真っすぐだと電信柱みたいになっちゃうね。花がこちらに話しかけてくるように傾けてみてね。」「草花はひとつひとつみんな違うから面白いの。その良さを生かしてあげてね。」…先生方の言葉は、花を思う心そのもの。そんな中で創り上げた作品ですから、一人一人の思いが表れているようでどれも本当にお見事でした!題名「仲良し」…なんて素敵でしょう!命あるものとふれあう時間が、子どもたちの心を豊かにしてくれるのだなとしみじみ感じます。先生方、ありがとうございました。

 

初の試み ~縦割り班 川柳大会~

 計画委員が昨年から温めていたアイディア「川柳大会」が「この活動を通して班の仲間と一層仲良くなりたい」という願いで実現しました。まさに今が旬の『大谷翔平』選手や『溝延小学校』というお題が出されるたびに、指折り数えながら班のみんなとワイワイ話す姿がたくさん見られました。子どもたちの楽しそうな表情を見て、川柳の出来栄えもさることながら、班の仲間とあれやこれやと話しながら過ごした時間が何より大切だなと改めて感じました。

 

第3回授業研 4年「水害からくらしを守る」

 第3回授業研究会は4年生社会科「防災」の学習です。 「水害」に焦点を当てた単元は、3年前の水害を経験した子どもたちにとって、様々な人々の苦労や苦悩、町や地域をあげての水害に対する備え、家庭や自分にもできる備え等、くらしと授業をつなげた本物の学びになりました。同じ地区の仲間と協力したタイムライン作りを通して自分がやるべきこと、自分たちがやれることを真剣に考える姿がたくさん見られ、溝延・田井地区の未来を担う子どもたちのたくましさも感じました。その陰には、学習の仕組みづくり、子ども同士の関係づくり、学習資料等の環境づくりに腐心した担任の支えがあったことは言うまでもありません。町教委吉田教育主幹、河北中社会科の先生方には、具体的なご指導をいただきました。ありがとうござました。

本物の音色に浸る~堀米ゆず子さんコンサート~

 世界的ヴァイオリニストで昨年べにばな資料館名誉館長に就任された、堀米ゆず子さんの「ふれあい探訪ミニコンサート」が本校体育館で開かれました。町長、教育長をはじめ保護者や地域の方々約40名が訪れた中、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、オーボエの素敵な演奏と、楽器の仕組みや質問コーナー等も織り交ぜながらの45分間はあっという間でした。子どもたちも、その演奏する姿と音色にくぎ付けでした。堀米さんをはじめ演奏してくださった4名のみなさん、どこか現実を忘れてしまいそうなくらい本物の音色にたっぷりと浸った幸せな時間をありがとうございました。

移動図書館「べにばな号」披露式

 森谷町長さんをはじめ、来賓の方々をお迎えして新しい河北町移動図書館「べにばな号」の披露式が行われました。使い初めというご縁に恵まれ、テープカットでお祝いした後、子どもたちは早速真新しい「べにばな号」の中に入って読みたい本を選んでいました。たくさんの方々の願いが込められて実現した新しい移動図書館。これからも本との出合いを大事にしながら豊かな心を育てていきたいと思います。